Date:

PR

本広告は、一定期間更新の無いブログにのみ表示されます。
ブログ更新が行われると本広告は非表示となります。

Posted by つくばちゃんねるブログ at

Date: 2009年06月21日

つくばに「都市銀行」がやってくる

<この文章は、「つくば市民レポーター」サイトに過去に投稿した内容です。現在と事情が食い違っている可能性がありますが、その点はご容赦ください。>

私がつくばに住もうと決めた2年前、つくばのことを調べてみて最もびっくりしたのが銀行でした。東京に住んでいる人間にとって、都市銀行は身近な存在です。ところがつくばには、西武1Fにあるりそな銀行のATMと東新井にある三菱東京UFJ銀行のATMがあるだけ。支店はありませんでした。最近はコンビニエンスストアにATMが置かれて利便性は増しているものの、全国展開している金融機関はゆうちょ銀行と労働金庫のみ。「研究学園都市」に「都市銀行」の支店がないという事実に、ただ驚いたものです。
つくばに住み始めて、その理由がなんとなく分かってきました。地方銀行、とりわけ常陽銀行が強すぎるのです。至る所に支店があり、役所にも研究所にもショッピングセンターにもATMが置かれています。行動範囲がつくば周辺ということであれば常陽銀行や関東つくば銀行で事足りるわけです。
しかし、状況は変わりつつあります。今年1月に三井住友銀行がTX沿線の進出を発表。7月13日にクレオスクエアすぐそばにつくば支店が開設されます。また、みずほ銀行も7月27日につくば支店を開設することを発表しました(リンク先はPDF)。いよいよ「研究学園都市」に「都市銀行」の支店が誕生します。迎え撃つ地方銀行も負けていません。常陽銀行は昨年つくば駅すぐそばに巨大な「常陽つくばビル」を作り、研究学園都市支店を移転。関東つくば銀行は本店を土浦からつくばに移転すべく、西武の南側に新ビルを建設中です。
つくばエクスプレス(TX)が開業して今年8月で4年。つくばをはじめ沿線人口が順調に増える中、都市銀行にとってもTX沿線は見逃せないところになりつつあるのが進出の要因のようです。ただ都市銀行は、バブル崩壊に伴う経営危機の際、全国で支店を次々と閉鎖した過去があります。進出するからには腰の据えた運営を求めたいところです。

Posted by ゆきつく at 22:50Comments(0)1st Editionからの移行