Date: 2009年10月11日

【プレパパのための子育て講座01】妊娠が分かったら

<この文章は、「つくば市民レポーター」サイトに過去に投稿した内容です。現在と事情が食い違っている可能性がありますが、その点はご容赦ください。>

去る9月26日、私も父親になりました。父親は母親と比べると親になる実感というのがどうしても遅れがちになると言われますが、何を隠そう、私もそうです。でも、できる限りイベントに参加することでキャッチアップすることはできます。それに、今の私がそうですが、産まれると父親の出番、ということが多々出てきます。私もエラソーなことを語れる資格はないのですが、子育てにまつわる様々な出来事を今後ご紹介していこうと思います。今後の連載(いつまで続くんだろう?)で、父親一歩手前(=
プレパパ)の人たちに役立てば幸いです。

妊娠が判明すると、産婦人科で「妊娠届出書」を渡されます。これを渡されたら、市内にある保健センターで「母子健康手帳」を受け取ることになります。妊娠届出書がなくても母子健康手帳は受け取れますが、所定の書式にいろいろと書かなければならないので、産婦人科で「妊娠届出書」をもらってから行くことをおすすめします。

母子健康手帳と共に、母子健康手帳の別冊が配られます。この別冊も大事なものです。妊婦健診受診票、乳児健診受診票、予防接種の予診票といったものが入っているからです。特に妊婦健診受診票は重要です。妊婦健診受診票を産婦人科に持って行くと、費用の一部助成が受けられます。以前は5回まででしたが、現在最大14回に拡大されました。一部助成といっても、ほとんどが無料になります。これがないと1回1万円程度の出費となりますから、とてもありがたい存在です。

この母子健康手帳の受け取りと共に忘れてはいけないのが、医療福祉費支給制度の申請。通称「マル福」と言われているものです。マル福とは「乳幼児,妊産婦,ひとり親家庭及び重度心身障害者等が医療を容易に受けられるよう,健康保険で病院などにかかった場合の,自己負担分の費用を公費で助成する制度」(つくば市ホームページより抜粋)。保健センターで「ついでにマル福の申請もしてくださいね」と案内の紙を渡されます。私はここで大いなる勘違いをしてしまうことになります。マル福は一定水準以下の所得の人はこの制度を受けることができますが、所得と収入は異なるのです!

簡単にいうと、「収入-控除(税金など)=所得」。マル福のパンフレットには制限額が書かれているのですが、書かれているのは所得の金額であって、収入の金額ではないのです。私は収入だと勘違いをしてしまい「あぁ、私は対象外だな」と思いこんでしまったのです。気づいたのは(これも後日書きますが)子どもの児童手当を申請した時のこと。後の祭りでした。自分の収入がどれぐらいなのか知っている人は多いかと思いますが、自分の所得がどれぐらいなのかご存じの方はどれぐらいいらっしゃるでしょうか。「自分の所得ってどれぐらいだっけ?」と思った方は、まず窓口で相談されることをおすすめします。

保健センターは市内6箇所にありますが、個人的には桜保健センターがおすすめです。桜保健センター隣にある桜庁舎の3階にある国保年金課でマル福の申請をすると、即日交付されます。ただ、この技が使えるのも来年の庁舎統合まで。庁舎統合後はどうなっちゃうのでしょうか?

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Posted by ゆきつく at 21:43│Comments(0)1st Editionからの移行

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